光の強弱を残した玄関は、落ち着きと奥行きを感じる上質な空間。無垢材のやわらかな風合いが、自然と調和する落ち着きと奥行きを演出。
洗面は一枚板のカウンターに、陶器の洗面ボウルと黒の水栓で素材の魅力を引き立てます。加工を最小限にして“素材の力”を感じるデザインに仕上がりました。リビングとつながる和室は、家族の気配を感じながらも静かにくつろげる場所。玄関からも行き来が可能で来客を柔らかく迎える“もてなしの場”としても最適です。障子越しの柔らかな光が、時間とともに異なる表情を描きます。

低めのニッチが視線を整え、洗練された印象を与える廊下に仕上がりました。絞り込んだ照明が展示物を際立たせ、上質な陰影を醸し出します。リビングは、エタノール暖炉の炎が視覚的なアクセントとなり、空間にやさしい温もりを与えます。柔らかな照明と白壁、無垢の床が織りなすコントラストが、上質なひとときを演出します。大きな窓からは光と緑を取り込み、季節のうつろいを感じることができます。